世界でいちばんNGな恋
 世界でいちばんNG(だめ)な恋
 まずは一言。
 
 期待を裏切られることはなかったです。
 
 基本は美都子に向けて、途中で、あからさまに分かる他を選ぶ選択肢を出す、そんな感じ。
 最後の最後に選ぶ人はは個人的にはかなりつらかったけど…。
 攻略順は夏夜→姫緒→麻実→美都子です。
 それぞれの選択肢のところでセーブしておけば、シナリオが重なることなく、効率的に攻略できますね。
 絵に関しては、戯画のねこにゃんさんより好き。
 要するに、かなり好みってことです。
 音楽に関しては…、ちょっと弱いかな?
 
 いろんなレビューサイトさんを見ていると、シナリオとキャラでお気に入り順なんてやってるんで、私も真似して。
 
 キャラ:麻実≧夏夜≧姫緒>美都子
 
 シナリオ:麻実>>>姫緒≧夏夜>美都子
 
 そんな感じですかね。
 キャラに関しては、実際、やる前は夏夜かなあって感じだったのですが、ゲーム終わってみれば、麻美と夏夜と姫緒とどれを選ぶか迷ってしまうくらいでした。
 美都子に関しては…、いや、なんというか、すっごい良い娘なんですけどね、でもね、個人的好みでどうしてもゆずれないものがあってですね…。
 詳しくは、キャラごとに。
 
 以下、ネタバレ注意。
 
 美都子
 なんだ、いくらなんでも、29歳に中○生はねえ。
 というわけで、私が年の差はともかく中○生ってのはありえないので、いくら良い話でも、いくら良い娘でも、一度気になっちゃえば、あまり物語りに没頭できず…。
 しかし、さすがメインヒロインというか、個人的に全くダメなシチュなのに、嫌な気分にならず、それどころか、感動したりも。
 それにしても、美都子が高○生になって、ちょっと安心した…、って俺のそのたった一年の境界線っていったい…。
 
 夏夜
 彼女自体は男をダメにする女とは言いつつも、主人公の理とくっついても一番自然なので、このゲームに関して言えば、一番普通だったというかなんというか。
 だいたい、とことん男につくして、男をダメにするなんてのは、これまでの丸戸作品においてはめずらしくもなんともないですからね。
 きっと、お話さえ読んでいなければ、やっぱり一番は夏夜ってのは変わらず。
 お話は一番短かったですが、まあ、一番障害が少ないですから、こんなもんでしょう。
 
 姫緒
 体験版をやる前とやった後、一番差があったのは彼女で間違いない。
 素直じゃないんだけど、自分が間違っていると分かればそこはちゃんと聞いて、お嬢様なのにお嬢様らしくない部分も多々有り、一度主人公に惚れてからの可愛いさったらない。
 姫緒シナリオの見所と言えば、いつもは情けない理の仕事での徹底振りだったりするわけですが、このシナリオでの理は本当に良かった。
 仕事に関して厳しく理に言われて文句言いながらもちゃんと聞いてる様は、ほんとにツボでした。
 彼女に関しては、夏夜よりちょっと障害が多い。
 家柄もそうだけど、姫緒にとっても大事な美都子のこともあるから、ちょっと大変。
 それでも不自然ではないので、ダメな感じはそれほど無いですね。
 
 麻美
 いや、もう彼女のシナリオを終えた時、もう麻美しかありえないだろう…、そんな事を思いました。
 理の元奥さん、離婚を言い出したのは麻美のほうなんだけど、いざ再会してみれば未練たらたら。
 離婚した理由は別に嫌いになったわけではなくて、別の理由。
 この理由のせいで、理をこれ以上幸せにすることはできないから…、せ、切ねえ…。
 理と麻美の障害は、美都子のことももちろんそうなんだけど、一番の障害は離婚してからの空白の時間、そこで凝り固まってしまった麻美の気持ちの問題なんですよね。
 きっとね、その空白がなく、離婚の話が出たときに、理がみっともなくすがりついて、どれだけ麻美のことを大事かしつこく説いていれば、きっと麻美も全てをぶちまけて、今の状況がなかったかもしれない、そういうこと。
 まあ、理の情けなさ、諦めの良さを考えればありえないことだったのですが。
 こういうシナリオ重視のエロゲって、結構エッチシーンって、スキップする人多いでしょうけど(私もそう)、彼女との最後のシーンは飛ばせなかったです。
 世界で一番NGな恋というタイトル、このNGというのは、29歳と中○生の恋のことなんだろうから、メインは美都子なんだけど、結局最後にやった美都子のシナリオに集中できなかった一番の理由は、やっぱり麻美なんですよね…。
 
 主人公の理について。
 すぐに謝るし、ダメになっていた時に救ってもらったのは中○生な、なさけない奴だけど、いくらプライベートがダメでも、仕事が出来る奴は格好良いですよね…。
 それと、ここというときに外さないので、情けないけど、ゲーム終わった後のイメージはかなり良いです。
 
 このダメ恋、お話自体は、エロゲではともかく、それ以外ではそれほどめずらしい部類のものではないと思う。
 それに、不思議もない、奇跡もない、死に別れなんて悲劇もない、それでも感動はある。
 それでも、本当に「良かった」と言える。
 それは他の丸戸作品も一緒で、しばらくは、丸戸作品から離れられそうもない、そんなことを再認識したのでした。
 
 まだまだ語り足りないような気もするし、時間が経てばまた書き足したくなるかもしれないけど、今はこのくらいにしておきたいと思います。
 
 2007/11/30 にしつかさ
 
 
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