
前作をやった時にも書いたことがあります。
この作品、文字と音楽と風景画のみ、時々絵も挿入されますが、ほとんどそれだけです。
声は有りと無しで最初に選ぶようになっています。
声の有無、絵の有無について。
私の場合、せっかくVNという形態をとっているのであれば、それは最大限活用して欲しいかな、そう思います。
ただ文字で物語を楽しむのなら、紙媒体の小説に勝る媒体は無いはずですから。
とは言いつつも、この作品、音楽が秀逸で、私は声有りでやったのですが、無しでも全く問題無いでしょうね。
で、基本的に声無しを推奨している割に、声がかなり気合入っています。
能登さんや後藤さんのような有名声優を使っている、ということではなくて、とても合っているということで。
特にセツミのあのささやくようなしゃべり方はとても作品に合っていたと思います。
絵に関しては、前作の絵が嫌だったわけではもちろんなく好きだったりしたわけですが、それでもごとPさんの絵がやっぱり良いですね。
内容に関してですが、前作より更に過去の話なので、セツミの最後を知っているだけに、ちょっと辛いです。
前作と同様決して明るいお話ではないのですが、メインの姫子の性格もあって、前作よりは明るい感じがします。
セツミが何故車に詳しかったり道に詳しかったりしたのか、こんな過去があったのですね…。
一番泣きそうになったシーンは、女の子が姫子の為に祈るとことでしょうか。
今回、『narcissu - SIDE 2nd -』と一緒に、前作も入っています。
ぶっちゃけ前作の内容の細部をほとんど覚えていなかった私は、ちょうどこの2ndから見て未来のお話だということもあり、続けて前作もやりました。
そこで、まさかその後が描かれるとは思っていなかったので、これはちょっと驚きでした。
これがあったからハッピーエンドになったわけではありません。
それでも、少し救われた気分になる、そんな感じの追加エピソードでした。
正直言ってしまえば、これだけの悲しいお話で、製作者さんが何を伝えたかったのか、予想は出来ても、私には分かりません。
それでも、やって良かったと思うし、前作が全世界でプレイされているのも頷ける作品ではあったと思います。
2007/5/18 にしつかさ
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